情報セキュリティマネジメント試験は、少ない勉強時間で取得できるので、コスパの良いIT系の国家資格です。
今回は、ITパスポート試験に2度も落ちた私が、情報セキュリティマネジメント試験に1発合格した時の勉強法をご紹介します。
※ITパスポート試験とは、IT系の試験の中で最も基礎的な試験です。
この記事は、以下のような方の参考になれば嬉しいです。
- 情報セキュリティ人材の需要が高まっているので、手始めに取得したい
- IT系の職業に従事しているので、最低限取得しておきたい
- ITパスポートの次に受ける試験として取得したい
①:情報セキュリティマネジメント試験はコスパ良し
情報セキュリティマネジメント試験は2016年から始まった国家試験で、比較的新しめの国家資格になります。
国家資格の中でも合格率が高い資格だと言われていましたが、だんだん難易度が上がっています。
元々平均合格率80%前後だったものが、近年では平均50%前後(2人に1人)です。
この調子だと難易度が更に増していく可能性もあるので、難易度が低い内に取得してしまった方がいい国家資格でしょう。
②:情報セキュリティマネジメント試験の勉強法
結論から言うと、過去問のみで合格できます。
私の場合、ただひたすら以下を実施しました。
- 過去問題を解きまくる
- 試験直前まで過去問題を解きまくる
- 単語の意味を自分なりに要約して覚える
私自身、ITパスポート試験で2回も不合格になった教訓を活かして、情報セキュリティマネジメント試験は1発で合格しました。
ITパスポート試験で失敗したときの勉強法は、「テキストを最初のページから見て意味を完璧に理解して受けよう」というモチベーションでした。
しかし、それが続かず、次第にはやる気も無くなり試験日当日を迎えていました。
そのため、情報セキュリティマネジメント試験の勉強では、そもそも解説の書かれたテキストを購入しませんでした。
情報セキュリティマネジメント試験の性質
情報セキュリティマネジメント試験の性質は以下です。
- 過去問と似たような問題が頻繁に出題される
- 午前:一問一答
- 午後が大問(長文)
午前と午後がありますが、特に午後の長文を読むのが結構しんどかったです。
私の場合、午後の方が得点も低かったです。
机に向かって勉強できる時間は、午後を重点的に対策しました。
知らない単語を無くすために、単語の意味の要約をメモしていました。
ちなみに作ったメモは、試験前に読み直す際に大活躍してくれました。
単語を知らないと問題自体がわからないこともあるので、この点は重要です。
「情報セキュリティマネジメント試験ドットコム」を教材に勉強
私が試験勉強に利用したのは、情報セキュリティマネジメント試験ドットコムのみです。
しかも無料!!!
スマホでこのサイトを常に開いておいて、移動時間にボーッと眺めていました。
また、過去問題のPDFはすべて印刷して、問題を解きました。
勉強時間は30時間程度(基礎があれば)
勉強時間は合計30時間は過去問+解説を読む時間に使いました。
勉強時間は、基礎があれば30時間程度が一般的らしいです。
基礎=ITパスポート試験 と言ってもいいでしょう。
基礎がない場合は、200時間ほどかかるらしいです。
③:情報セキュリティマネジメント試験はコスパ良し(まとめ)
いかがでしたでしょうか。
「情報セキュリティマネジメント試験はコスパがいいな」と思ってもらえましたか?
ITパスポート試験を持っていたら、30時間程度で合格できますので本当にオススメです。
最後に情報セキュリティマネジメント試験に合格するために必要なことを纏めます。
- 過去問題をひたすら解いて合格しましょう
- 午前の部は、隙間時間にスマホ学習しましょう
- 単語の意味を自分なりに纏めて理解しましょう
情報セキュリティマネジメントの資格は比較的新しい資格だからか、「なんか凄そう」と思われることがあります。
恐らく比較的新しい国家資格でかつ、名前に「セキュリティ」と付いてるからと予想してます。
自己満ですが、なにか得した気分になります。
少ない時間の学習で、自己肯定感も高まりますので、あなたもぜひ挑戦してみてください!